こんなお悩みはありませんか?
- 親権の獲得は母親に有利と聞いたが、父親では無理なのか
- リストラに遭い、約束していた養育費が支払えなくなってしまった
- 夫婦間で話し合いを続けているのだが、いつも妻にやりこめられてしまう
弁護士に相談するメリット
離婚問題には、私が得意とする刑事弁護と似た要素があります。ご依頼者が男性で、浮気をしたと疑われた場合などは、奥さんやその代理人弁護士を検察官(検事)とするなら、疑惑を晴らしたり(犯罪の成立を争うことと同じ。)や財産分与や慰謝料の減額(量刑を争うのと同じ。)などに、同じスキルが適用できるのです。実際に離婚となると、生活や仕事の面で多大な影響を及ぼします。何よりお子さんが可哀想です。離婚を阻止できるのであれば、これに越したことはないでしょう。離婚を阻止できるのかできないのか、離婚をした方が良いのかどうかなどご依頼者のご要望や事案に応じ、柔軟な解決を目指します。
離婚事案の進め方
ケース
ご依頼者である男性が奥さんから浮気を疑われ(実際は浮気をしてしまった。)、厳しい追及を受けている。どうやらメールやLINEのやり取りを見られてしまった模様。ご依頼者は、離婚を望んでいない。
考えられる選択肢
プランA
メールなどに肉体関係を示唆するキーワードが含まれていないのであれば、安易に浮気を認めず、「一緒に飲んだだけ。」などと弁解しましょう。嫌疑不十分で不起訴になるのと同様の効果が望めます。奥さんは、夫が言い訳するのを期待している(浮気をしていると信じたくない。)場合もあります。なお、「認めたら許してもらえる。」という甘い考えは禁物です。自白と同様に、一度認めると、その後は、奥さんに主導権を握られてしまいます。もちろん、「一緒に飲んでいただけ。」と弁解した場合でも、誤解を与えたとして謝罪し、関係を修復させましょう。
プランB
調査会社などを利用され、強い証拠を握られている可能性(奥さんが強い証拠を握っている場合はあります。)を考慮します。浮気を認めた上で、素直に謝り、情状酌量をねらってはいかがでしょうか。誠心誠意謝れば、許してもらえる場合もあります。
プランC
やむを得ず、離婚することを選びます。しかし、条件面で争いが生じた場合は、刑事事件の考え方を流用します。親権や財産分与、養育費などの条件については闘うこともできます。
ご依頼者の選択
プランB
どうやら強い証拠がある模様。私もご依頼者と一緒に、必死で謝罪しました。奥さんは、「先生にそんなに謝られても困ります。」と融和姿勢になり、離婚という最悪の事態を回避することができました。
弁護士からのアドバイス
奥さんが強い証拠を握っていそうなら、謝るしかありません。どのプランを選ぶかは、事案、証拠、奥さんの性格、ご夫婦の関係性(能力、資力、お子さんの有無・年齢も含む。)などを総合的に検討して決めましょう。夫婦とお子さんの将来の幸せが一番大切です。一度の過ちで、家族がバラバラになるのは良いこととは思えません。
良くある質問
離婚時の約束が、将来に渡って守られるのか不安です。
公正証書に文書として残すことをお勧めします。仮に約束が守られなかった場合、裁判所の命令を待たずに強制執行を行うことが可能です。
経済力も社会的地位もある父親側が、子どもを育てるべきだと思うのですが?
物質的な充実が幸せといえるのでしょうか。幼いお子さんには母親の存在が欠かせません。男性は、親権を獲得することに固執するより、面会の回数や時間を増やす方向での解決を目指すのが良いのではないかと考えます。